CSS企画 比良山系往復縦走

実施日  5月27日〜5月29日(山中2泊)
参加者  L: N森(オフトレイル) M:T本(山友会)(記録)
コース
5/27 7:18霊仙登山口⇒8:35権現山⇒10:04蓬莱山⇒12:07烏谷山⇒13:50金糞峠⇒
15:31コヤマノ岳⇒16:06武奈が岳⇒16:35細川越 テント泊
5/28 6:10細川越⇒6:27釣瓶岳⇒8:14横谷峠⇒9:53蛇谷が峰⇒15:25イブルキノコバ⇒
16:29北比良峠⇒16:59金糞峠  テント泊
5/29 6:17金糞⇒7:44烏谷山⇒9:24打見山⇒10:16蓬莱山⇒11:23権現山⇒12:44霊仙登山口

報告
県連CSS企画の山行に参加させて頂きました。今年3月31日まで札幌中央勤労者山岳会に在席し、
移籍後初めてのロング山行で、ロングは2ヶ月ぶりでした。下調べで得た情報は、朽木グリーンパークまでの片道、標高は奥座敷の大きな山の縦走以上で、予定ルートを完遂出来るかとても不安でした。
まず、権現山に上がる急登が最初の核心かと予想していました。後は50〜100mの標高差を上がったり降りたりの繰り返しと実は侮っていました…

1日目、体力のある内に出来るだけ先に進みたいと考え、比良山系最高峰の武奈ヶ岳を越えようと提案しました。ところが…金糞峠からコヤマノ岳に向うダラダラとした登りはとても辛く、やっとの思いで武奈ヶ岳まで歩きました。武奈ヶ岳を降りると、クラクラして限界を迎え、とても次の山を乗のこえる気力も体力も無く、ギブアップして細川越でテントを張りました。
1週間溜まった仕事の疲れも合わさって早々から爆睡です。

2日目、ちょっとスッキリして終点の蛇谷が峰へGO!
スッキリしないガスのかかった朝で眺望はゼロでした(涙)
だけど、往復縦走なので復路に期待!
期待通りに、午後から天気は回復し蛇谷が峰からの復路は琵琶湖の景色が綺麗に見渡せました。予定の金糞峠で2泊目のテントを張りました。
3日目、昨日夕方から雨が降ったり止んだり。ベショベショのテントを回収し、重い気分の中出発。5月末に「寒い」と感じることなど無いだろうと思っていましたが、大間違い!汗なのか、10年物のゴアのカッパがイカれていたのか分かりませんが、身体が濡れてめちゃくちゃ寒く感じました。まさかね、と思って携行したフリースのお陰で寒さから開放されました。
しばらく冷えたままでいたので体力が大幅に消耗したのを感じました。以前、大雨の中エスケープルートも無く奥座敷の山から増水した沢を巻道を探しながら長時間歩いて下山した事を思い出しました。その時の下山完了は薄暗くなっていて、帰宅したのは深夜。その後暫く酷い浮腫に襲われ体調を崩しました。今回も同じ事になるかもと心配し、打見山からロープウェーで降りる事を提案しましたが、ここまで来てエスケープは勿体ないとの事で、open前のロープウェー乗り場で大休止。飲んで食べて出すもの出して気を取り直して再出発。そして何とか、何とか予定のルートを完遂することが出来ました。
3日間の総距離48.7Km 標高4000m 過去最高記録でした(^_^;)